カテゴリー「リンダ・ロンシュタット」の5件の記事

2019年7月24日 (水)

ジャクソン・ブラウン・ソングブック-Rock Me On The Water_Part.1 (1971~1972)

“Rock Me On The Water”は10ヴァージョンのカバーが見つかりましたが、Part.1は1970年代の3曲を。

01.【Johnny Rivers-Home Grown】August, 1971
01home_grown
01.Moving To The Country
02.My New Life
03.Our Lady Of The Well
04.Look At The Sun
05.Rock Me On The Water
06.Song For Michael
07.Permanent Change
08.People Get Ready
09.So Far Away
10.Fire And Rain
11.Think His Name

ジミー・ウェブの才能をいち早く見出し自分の家に住まわせ、“By the Time I Get to Phoenix(恋はフェニックス)”を最初に取り上げたのは彼でした。
そして自らのレーベルからデビューさせたフィフス・ディメンションにジミーの曲を歌わせてもいます。
ジャクソンのこの曲を最初にレコーディングしたのも彼でした。

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Johnny Rivers/Slim Slo Slider / Home Grown Slim Slo Slider / Wrote a Song for Everyone / Muddy River / Rainy Night in Georgia / Brass Buttons / Glory Train / Jesus Is a Soul Man / Apple Tree / Into th

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02.【Brewer & Shipley-Shake Off the Demon】
November, 1971
02shakeoffthedemon_150
01.Shake Off the Demon
02.Merciful Love
03.Message from the Mission (Hold On)
04.One by One
05.When Everybody Comes Home
06.Working On the Well
07.Rock Me On the Water
08.Natural Child
09.Back to the Farm
10.Sweet Love

マイク・ブリューワーとトム・シップリーからなるアメリカのフォーク・ロック・デュオ。
1970年にリリースした3rdアルバム“Tarkio ”からシングル・カットされた“One Toke Over The Line(邦題「人生の道 」)”が1971年にビルボードで10位を記録しています。
その彼らの4枚目のアルバムがこれ。

Karma Collection
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Karma Collection

 

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03.【Linda Ronstadt-Linda Ronstadt】January, 1972
03linda_ronstadt_150
01.Rock Me On the Water
02.Crazy Arms
03.I Won't Be Hangin' Round
04.I Still Miss Someone
05.In My Reply
06.I Fall to Pieces" (live performance)
07.Ramblin' 'Round
08.Birds" (live performance)
09.I Ain't Always Been Faithful
10.Rescue Me" (live performance)

最も有名なカバーがこれでしょう。説明不要ですね。

リンダ・ロンシュタット(紙ジャケット仕様)
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【SHM-CD】リンダ・ロンシュタット<限定盤>

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Linda Ronstadt (リンダ・ロンシュタット)/Linda Ronstadt (Ltd)(Rmt)(Pps) Linda Ronstadt (リンダ・ロンシュタット)/Linda Ronstadt (Ltd)(Rmt)(Pps)
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【初紙ジャケ化】【SHM-CD】【2014年最新リマスタリング】 【限定盤】 1972年発表 オリジナル・イーグルスのメンバーをバックに従え リンダのロック魂が爆発したあるアルバム。 (メーカー・インフォメーションより) ロック・ミー・オン・ザ・ウォーター / クレイジー・アームズ / アイ・ウォント・ビー・ハンギン・ラウンド / アイ・スティル・ミス・サムワン / イン・マイ・リプライ /

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2017年6月24日 (土)

ニッティ・グリッティ・ダート・バンド(The Nitty Gritty Dirt Band)初期10作再発

Ngdb2015

デビュー50周年を記念して、ニッティ・グリッティ・ダート・バンド(以下NGDBと略)初期のアルバム10枚が、2017年6月28日紙ジャケットで再発される予定です。

ジャクソン・ブラウンが一時期バンドに参加していた関係から、NGDBがジャクソンの曲を多くカバーしているのはよく知られているところですね。

Timeline_may_aug_1966

今回再発されるのは

  • UICY-78343 ニッティー・グリッティー・ダート・バンド
  • UICY-78344 リコシェット
  • UICY-78345 レアー・ジャンク
  • UICY-78346 アライヴ!
  • UICY-78347 アンクル・チャーリーと愛犬テディ
  • UICY-78348 オール・ザ・グッド・タイムズ
  • UICY-78349/50 永遠の絆
  • UICY-78351 星条旗よ永遠なれ!
  • UICY-78352 ドリーム
  • UICY-78353/4 ダート・シルヴァー&ゴールド

このうち4作品でジャクソンの曲がカバーされています。

 

【ニッティー・グリッティー・ダート・バンド】 1967年
Ngdb_02_2 01.雨を降らして
02.ユーフォリア
03.メリーサ
04.ユー・トゥック・ザ・ハピネ
05.ハード・ハーテッド・ハンナ
06.ホールディング
07.ソング・フォー・ジュッタ
08.キャンディー・マン
09.ディズマル・スウォンプ
10.ライク・マイ・シスター・ケイト
11.変な言葉の変な曲
12.ユア・ゴナ・ゲット・イット・イン・ジ・エンド




【リコシェ】 1967年
Ricochet_02 01.シャドウ・ドリーム・ソング
02.ウー・プー・ペ・ドゥ・ガール
03.コニー・アイランド・ウォッシュボード
04.車の中にバーを作ろう
05.ロング・ビーチは雨
06.アイル・サーチ・ザ・スカイ
07.トゥルーリー・ライト
08.タイド・オブ・ラヴ
09.ハッピー・ファット・アニー
10.彼女の名前は忘れない
11.コール・アゲイン
12.テディ・ベアのピクニック

以上2作品に収録の4曲は、ジャクソンのアルバムには未収録ですが、“The Nina Music Demos”といういわゆる「コレクターズCD」で聴くことが出来ますね。

【レア-・ジャンク】 1968年
Rarejunk_150_02_2 01. 嘆きのブルース
02. カレッジアーナ
03. ウィリー・ザ・ウィーパー
04. コーンブレッドとラシス
05. ジーズ・デイズ
06. ニューオリンズの浮気娘
07. 反対派と賛成派
08. お前の限界
09. リーズン・トゥ・ビリーヴ
10. ヘジテーション・ブルース
11. ナンバーとネーム

【All The Good Times】1971
All_the_good_times_02 01. シックスティーン・トラックス
02. フィッシュ・ソング
03. ジャンバラヤ
04. ダウン・イン・テキサス
05. クリーピン・ラウンド・ユア・バック・ドア
06. デイジー
07. スリム・カーター
08. ホーピング・トゥ・セイ
09. ボルティモア
10. ジャマイカ・セイ・ユー・ウィル
11. ドゥ・ユー・フィール・イット・トゥー
12. 南北戦争の三大悲劇
13. ディギ・リギ・ロー



他にも彼らのアルバムの中で一番人気のあるアルバムだと思われる「アンクル・チャーリーと愛犬テディ」、リンダ・ロンシュタット参加の「ヘイ・グッド・ルッキン」が収録されてる「ドリーム」、多くのカントリーの名曲を教えてもらった「永遠の絆」等々、どこまで手を伸ばしましょうか?

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ニッティ・グリッティ・ダート・バンド<生産限定盤>

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ニッティ・グリッティ・ダート・バンド:紙ジャケット/SHM-CDコレクション icon

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2016年12月30日 (金)

リンダ・ロンシュタット・トリビュート

諸般の事情により投稿が遅れてしまい話題性には欠くのですが、年が明けてしまわないうちに記録のためにも投稿しておきます。

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2016年12月11日、ロサンゼルスのAce Hotelで“A Tribute to the Music of Linda Ronstadt”と題されたコンサートが開催されました。
このコンサートの収益はすべて、リンダ同様パーキンソン病と戦っているマイケル・J・フォックスが設立した「マイケル・J・フォックス財団」に贈られ、パーキンソン病の研究に充てられるそうです。
出演者は、
Grace Potter, Dawes, Jackson Browne, Maria Muldaur, J.D. Souther, Sara Watkins, Sarah Jarosz, Aiofe O’Donovan, David Lindley, Gaby Moreno, The Watkins Family Hour,
サプライズ・ゲストとしてドン・ヘンリーが登場したようです。
                   
このコンサートの模様をとらえた、オーディエンス撮影の映像がYouTubeにアップされています。

ドン・ヘンリーも「ならず者」を歌ったようですが、残念ながら「この動画では著作権で保護された音声トラックが使用されていました。著作権者からの申し立てにより、音声トラックはミュート状態となっています。 」との事です。

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2011年8月19日 (金)

ライブ回顧録~第四回 【1982-1984】

【1982-1984
色んなジャンルの音楽を聴いていた頃。ジャズあり、ニュー・ウェイヴ(?)あり。
1982 マンハッタン・トランスファー
1982 グレン・フライ
1983 M.J.Q-モダン・ジャズ・カルテット
1983 ザ・バンド
1983 オーレックス・ジャズ・フェスティバル '83
1984 リンダ・ロンシュタット&ネルソン・リドル・オーケストラ
1984 スタイル・カウンシル
1984 ビッグ・カントリー  


☆1982年2月7日(日)

マンハッタン・トランスファー
中野サンプラザホール
招聘元:KYODO
Manhattantransfer19820207_ticket_s Manhattantransfer19820207_program_s

前年1981年にアルバム「モダン・パラダイス」(Mecca For Modern)を発表し、シングル・カットされた“ボーイ・フロム N.Y.CITY”がヒットした。

これは1986年の来日公演の映像です。



☆1982年9月16日(日)

グレン・フライ
日本武道館
招聘元:UDO
Glenn19820916_ticket_s Glenn19820916_program_s

David Wolinski : Keyboards
John Robinson : Drums
Dancan Cameron : Guitar
Josf Leo : Guitar
Vince Melamed : Keyboards
Bryan Garofalo : Bass
Al Garth : Sax
Michael Huey : Drums

初のソロ・アルバム「No Fun Aloud」発売後の来日公演。ソロ・アルバムからのナンバーとイーグルス時代の曲を聴かせてくれた。

ところで、このアルバムの1曲目に収められている“I Founf Somebody”、アマゾンのアルバム・レビューにも書かれているが、彼のベスト・アルバムのいずれにも収録されていない。これは何か理由があっての事だと思うのだが、ご存じの方は是非とも教えてください。
音声がずれていますが懐かしいので。




☆1983年2月4日(金)

M.J.Q.-モダン・ジャズ・カルテット
NHKホール
招聘元:KYODO
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モダン・ジャズ・カルテットは1952年に結成され、1974年にヴァイブのミルト・ジャクソンがグループからの脱退を宣言した事により解散を余儀なくされる。しかし、1981年10月に日本武道館で開催された「パイオニア・ライブ・スペシャル~モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル・イン・ジャパン」で7年ぶりに復活する。

あまり表情をくずさずクールなジョン・ルイスのピアノと、グルーブするミルト・ジャクソンのヴァイブ、その相反する個性のカラミは絶妙である。

この何年か後に、ミルト・ジャクソンとレイ・ブラウンのカルテットの公演にも行ったのだが、いつだったのかは覚えていない。場所は五反田の簡易保険ホールだったと思うのだが・・・

M.J.Q.のアルバムはたくさん有りすぎて絞れないので、1974年の“ラスト・コンサート”を



☆1983年9月1日(木)

ザ・バンド
東京厚生年金会館ホール
招聘元:SWAT
Band19830901_ticket_s Band19830901_program_s

Band19830901_fryer_s ザ・バンドは、1976年11月の「ラスト・ワルツ」 を境に活動を中止するが、1983年にロビー・ロバートソン抜きで再結成されツアーを行った。これが、ザ・バンドの初来日公演だ。

ロビー・ロバートソン以外のメンバーにサポート・メンバーとしてケイト・ブラザーズが参加している。ロビー・ロバートソンのギターが聴けないのは残念であったが、ザ・バンドのファンにとっては待望のライブであった。何しろ3人のボーカルは聴けたんだから。

翌9月2日の公演を収録したDVDとCDが発売されているので、そこから収録曲をご紹介。
01. Intro
02. Rag Mama Rag
03. Long Black Veil
04. Up On Cripple Creek
05. The Shape I'm In
06. It Makes No Difference
07. Milk Cow Boogie
08. Mystery Train
09. King Harvest (Has Surely Come)
10. Voodoo Music
11. W.S. Walcott Medicine Show
12. You Don't Know Me
13. Stage Fright
Disc: 2
01. Caldonia
02. Chest Fever
03. Java Blues
04. I Shall Be Released
05. Back To Memphis    
06. The Weight
07. (I Don't Want To) Hang Up My Rock And Roll Shoes
08. Blaze Of Glory
09. Willie And The Hand Jive
10. Ophelia

私と大学時代の友人Meg3、そしてMeg3の知り合いの年上の方々とライブの後に新宿のゴールデン街に行ったのだが、そこで衝撃的なニュースを耳にする事になる。この日の未明にサハリン沖で消息を絶った大韓航空機が、実はソ連軍機により撃墜されていた事が判明したのだ。これが「大韓航空機撃墜事件」である。そして、私は存じ上げないのだが、私の友人Meg3たちの知り合いのお店のマスターが、その飛行機に乗っていた事が判明し、それまで楽しかった酒の席は一転、重苦しい空気に包まれた。そして私たちは家路に急いだ。


☆1983年9月4日(日)
オーレックス・ジャズ・フェスティバル'83
横浜スタジアム
招聘元:KYODO YOKOHAMA
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オープニング・バンド:NORIKI
第一部:ショーティ・ロジャーズ&ザ・ウエスト・コースト・ジャイアンツ
第一部:スペシャル・ゲスト:シェリー・マン
第二部:アート・ブレイキー&オールスター・ジャズ・メッセンジャーズ
第三部:グローバー・ワシントンJr
第一部:フィーチュアリング:ピーセス・オブ・ア・ドリーム
第四部:レス・ブラウン&ヒズ・バンド・オブ・レナウン
第一部:ウイズ・ローズマリー・クルーニー
第一部:スペシャル・ゲスト:ジョージ・オールド/バディ・デフランコ

それほどジャズに詳しい訳ではない為、ウエストコースト・ジャイアンツに関してはあまり記憶がない。ジャズ・ファンの方には「ごめんなさい!」

アート・ブレイキーは、黒光りする体に黒いタンクトップ、だったと思う。ウイントン・マルサリスも参加していた。

グローバー・ワシントンJrのグループにはボーカルとしてグラディ・テイトが参加、“Just The Two Of Us”雨の歌~Rain Songs~その3で紹介した)を歌った。

レス・ブラウンの楽団では、女性歌手の登場に会場は沸いたが、それはローズマリー・クルーニー(俳優ジョージ・クルーニーの叔母)ではなかった。しかし“センチメンタル・ジャーニー”等なかなか素晴らしい歌声を聴かせてくれた。それもそのはず、後に調べたところ彼女はジョー・アン・グリアと言い、1950年代前半に楽団の専属歌手だったそうな。バンドの演奏もノリの良い楽しいものだった。
ローズマリー・クルーニー登場は、“Come On A My House”(家においでよ)だったか。スタンダードを中心に素晴らしいショーだった。



☆1984年4月4日(水)

リンダ・ロンシュタット&ネルソン・リドル・オーケストラ
NHKホール
招聘元:KYODO
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1970年代に「ウエスト・コーストの歌姫」と呼ばれたリンダは、80年代に入り「激愛」(Mad Love)ではエルビス・コステロやマーク・ゴールデンバーグの曲を中心にした選曲でロック色を深め、続く「ゲット・クローサー」(Get Closer)では、真っ赤に白の水玉のワンピースでシャウトするかと思えばバラードも聴かせてくれた。

そして1983年には、フランク・シナトラとの仕事で知られるネルソン・リドルを迎え、、素晴らしいスタンダード曲集「ホワッツ・ニュー」(What's New)を発表した。

切ない恋心を歌うリンダはとてもキュートで、聴いている自分もなんだか切なくなるような気持ちにさせられるコンサートだった。

チケットに「第13回東京音楽祭協賛」とあるように、リンダは東京音楽祭のスペシャル・ゲストとしても招かれ、本選のステージで数曲披露している。このステージと神奈川県民ホールでの公演はTBS系列で放映された。

What's New-PV

Falling In Love again-Live at Kanagawa Kenmin Hall
Dream-Live at Kanagawa Kenmin Hall


☆1984年4月29日(日)
スタイル・カウンシル
東京厚生年金会館ホール
招聘元:Van Production
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☆1984年5月5日(土)
ビッグ・カントリー
東京厚生年金会館ホール
招聘元:Van Production
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4月の後半から5月に連休にかけて、“FROM A PRESENTS 明日のスーパースターたち FM LIVE-ALIVE '84”と題されたコンサートが開催された。他にインエクセス、モーテルズ、ロマンティクスが来日し、日替わりでコンサートが開かれた。

スタイル・カウンシルはレコードは持っていたがそれほど好きなグループという事でもなく、今聴く事はほとんどない。

ビッグ・カントリーはスコットランドのバンドで、ギターが奏でるバグパイプのような音が特徴的でけっこう好きなバンドだった。ステージでは、スキップのようなステップを踏みながらの演奏が印象的だった。観客も飛び跳ねてます。

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2011年7月21日 (木)

ライブ回顧録~第二回 【1978-1979】

【1978-1979
働き始めて少し余裕が出てきた頃
1978 ボブ・ディラン
1979 リンダ・ロンシュタット
1979 ロッド・スチュワート
1979 イーグルス
1979 ジャパン・ジャム

☆1978年3月2日(木)
ボブ・ディラン
日本武道館
招聘元:KYODO & UDO
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この年の2月20日~3月4日、ディランは東京の日本武道館で8回、大阪の松下電器体育館(現パナソニックアリーナ)で3回、計11回の初来日公演を行っている。

ディランをそれほど聴きこんでいる訳でもなく予習もせずに行った私は、あまりにも大胆なアレンジの演奏にイントロを聴いても何の曲だか分らなかった。

2月28日と3月1日の演奏を収めたライブ盤は「武道館」として発売され、ファンの中にはこれを名盤と言う人も多いと言う。



☆1979年3月3日(土)

リンダ・ロンシュタット
オープニング・アクト=リヴィングストン・テイラー
日本武道館
招聘元:KYODO
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Linda1979030203_lp_s_2 前年に発売され、「悪いあなた」(Heart Like A Wheel)、「夢はひとつだけ」
(Simple Dreams)に続き3つ目のNO.1を獲得するアルバム、「ミス・アメリカ」
(Living In The USA)
を引っ提げ満を持しての初来日公演。
右はアメリカ盤のピクチャーレコード。

バンドメンバーは
Waddy Wachtel : Guitar
Kenny Edwards : Bass
Russ Kunkel : Drums
Dan Dugmore : Steel Guitar
Don Grolnick : Keyboard

悪いわけがない。“またひとりぼっち”(Lose Again)で始まったヒット曲のオン・パレードは感涙ものだった。この来日公演はFMでも放送されカセット・テープ(そういう時代です)に録音したのだが、どこへいってしまったのやら見当たらない。チケットもそのカセットのケースに入れておいたので残念ながら公開できません。(2012年2月10日見つかりました。)

Setlist(FM放送音源より)
01.Lose Again
02.That'll Be The Day
03.Blue Bayou
04.When Will I Be In Loved
05.It Doesn't Matter Anymore
06.Willin'
07.Alison
08.All That You Dream
09.Love Me Tender
10.Just One Look
11.Desperado
12.Mohammed's Radio
13.It's So Easy
14.Someone To Lay Down Beside Me
15.My Blue Tears
16.Poor Poor Pitiful Me
17.Tumbling Dice
18.You're No Good
19.Sorrow Lives Here
20.Back In The U.S.A.

<




Rod19790315_ticket_s ☆1979年3月15日(木)

ロッド・スチュワート-Blonds Have More Fun Tour
日本武道館
招聘元:音楽舎

チケットは抽選による販売であり、私ははずれたが友人Meg3が見事当選したおかげで観る事が出来た。そのチケットを私は紛失してしまったが、友人Meg3が自分のチケットを送って来てくれたのでここに公開出来る事になった。ありがとう、Meg3 !

前年に発売されたアルバム「スーパースターはブロンドがお好き」(Blonda Have More Fun)からシングル・カットされた“アイム・セクシー”(Da Ya Think I'm Sexy ?)が2月に全米NO.1(4週連続)になった事もあり、コンサートは大いに盛り上がった。この曲は古くからのファンから非難を浴びたり、ジョルジ・ベン“タジ・マハール”との間で盗作問題が生じたりと、話題の多い曲ではあった。

コンサートでは、カーマイン・アピスの後ろの大きなドラと彼のスティックさばきが特に印象的だった。“セイリング”ではみんなが曲に合わせて両手を振っていたな。

“Da Ya Think I'm Sexy ?”のPVは埋め込み無効の設定なのでこちらからどうぞ。




☆1979年625日(

イーグルス-The Long Run Tour
日本武道館
招聘元:UDO
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1976年の初来日の時には変な意地を張り(ジョー・ウォルシュの加入)コンサートには行かなかったものの、観てきた友人の話を聞いて後悔した私は、ランディー・マイズナーまで抜けてしまったイーグルスをついに観に行く事にした。

この頃のオープニングは、当然の事ながらホテル・カリフォルニア。ギターのイントロで会場は大興奮であった。席が武道館の2階スタンドという事もあり、音響はあまり良くなく、バスドラの「ドンドン」という音がやけに耳に残った印象がある。

コンサートが終わってからは、友人の友人の立川の家に4、5人で泊まり、朝みんなで“テキーラ・サンライズ”を聴いたのを覚えている。その日は平日だったが、私はちゃんと仕事に行ったのかなあ?みんなはどうしたんだ?


【追記】2011年9月15日
チケットに6月25日と印刷されているのでそう信じて疑わなかったのだが、プログラムを見てみると、公演日程は9月17日から9月25日となっている。念の為UDOさんの “ARTISTS, INC. HISTORY” のページを確認すると、イーグルスの招聘は確かに9月だ。これはどういう事?当初6月の予定が9月に延期になったっていう事?全然覚えていない。どなたかご存じの方がいらしたら教えて下さい。

この件の確認の為Bootlegを探したところ、9月22日大阪公演のCDがあったので、その収録曲目をご紹介。
DISC ONE
01. Hotel California
02. Already Gone
03. In The City
04. Doolin-Dalton
05. Doolin-Dalton / Desperado(reprise)
06. Lyin' Eyes
07. I Can't Tell You Wh
08. Desperado
09. Heartache Tonight
10. One Of These Nights

DISC TWO
01. Turn To Stone
02. The Long Run
03. Life's Been Good
04. Life In The Fast Lane
05. Rocky Mountain Way
06. Take It Easy
07. Tequila Sunrise
08. The Best Of My Love



☆1979年8月5日(日)

ジャパンジャム
江の島特設会場(江の島ヨットハーバー)
招聘元:VAN PLANNING
Japanjam19790805_ticket_s Japanjam19790805_program_s

出演 Japanjam19790805_fryer_s
ビーチ・ボーイズ
ハート
ファイアー・フォール
TKO
サザンオールスターズ

このコンサートは8月4日、5日は江の島で、7日には京都の伏見桃山城キャッスルランドで計3日間開催された。ステージの左右に高く積み上げられたスピーカーが印象的だったが、それはパナソニックのRAMZAだったらしく、パナソニックのサイトにその事が載っている。 ↓をクリック
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TKOはアメリカのハード・ロックの新人バンドだったが、良く覚えていない。

ファイアーフォールは元フライング・バリトー・ブラザ-ズリック・ロバーツを中心としたコロラド・ベースのバンド。リック・ロバーツはフロリダ出身であるが、コロラドに対する思いは強いようで、フライング・バリトー・ブラザ-ズ時代に“コロラド”という名曲を書いており、リンダ・ロンシュタットのカバーも有名だ。

ビーチ・ボーイズはデニス・ウイルソンが不参加(怪我の為?)、ブライアンは居るには居たが精彩を欠いていた。その分マイク・ラブが会場を盛り上げていた印象がある。この年の春ビーチ・ボーイズは“L.A.(ライト・アルバム)”を発表、シングル・カットされた“Lady Lynda”はイギリスではトップ10に入るヒットを記録した。

私のお目当てもビーチ・ボーイズとファイアーフォールだったのだが、一番良かったのはハートだった。ギターは前述のRAMZAのスピーカーの上によじ登っての大熱演。当時のバンドの勢いを感じた。ちなみに、現在の私の携帯メールの着信音はハートの“バラクーダ”のイントロです。

「オール・スター・トリビュート・トゥ・ブライアン・ウィルソン」という映像作品がある。これは2001年にニューヨークのラジオ・シティー・ホールで行われたブライアン・ウィルソンのトリビュート・コンサートの模様を収録したものであるが、この中でハートのアンとナンシーはビーチ・ボーイズのグッド・ヴァイブレーションズを歌っている。まさかこんな事が起きようとは、1979年当時には思いもよらなかった。

ジャパン・ジャムの音源はブートレグとして出回っているので、TKOとハートの演奏はYouTubeで聴ける(音源だけ)。

1.TKO-Let It Roll
2.Heart-Crazy On You

ファイアーフォールは残念ながら全盛期の動画で良いものが見当たらないので、サウンドだけですが“Strange Way”を。

ファイアーフォール時代の曲をロバーツ・マイズナー・バンド(リック・ロバーツとランディー・マイズナー)が演奏している動画があるのだが、残念ながら埋め込み無効の設定になっている。いわゆるカントリーロック的音楽のファンにはたまらない組み合わせなので、これもぜひ観てほしい。
“You are The Woman” by The Roberts Meisner Band



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