エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド12月3日公演
東京は朝から冷たい雨、こんな日のコンサートはイヤだなぁ~、と思っていたが午後からは雨も上がり、勇んで出かけた。地下鉄の九段下の駅から地上に出ると、待ち合わせをしているらしき人々がたくさんいる。「チケット譲って下さい」と書かれた札を持った女性もいる。そのまま進むと何とダフ屋の多いこと!10人位はいたんじゃないかな。「アリーナ有るよ」なんて言ってる輩もいるし困ったもんだ。こっちは2階席だよ。
武道館に到着したのは16時を過ぎておりすでに開場していたが、まずはグッズ売り場でパンフとTシャツ、ストラップを買ってから会場入り。
パンフを買うと、もれなくマグカップがついてくる(1冊に1個です)。
さすがに観客の年齢層は高いようだ。
17時10分頃照明が落ち二人の登場だ。クラプトンの「コンバンハ」、スティーヴの(?)「Good Evening」のあいさつからコンサートは始まった。スティーヴはグレイのシャツ、クラプトンはブルーのシャツに黒地にストライプのベスト。
演奏曲目がほぼ固まっている事もあり観客からのリクエストもなく、時折クラプトンが「サンキュー」という以外はMCも、メンバー紹介も一切なし。コンサートは淡々と進んだという印象。でも、どの曲の時だが忘れたけど観客から「神様!」という声がかかってました。
01. Had to Cry Today
02. Low Down
二人共ギターを持っての演奏で2曲。
03. After Midnight
スティーヴはオルガンに、クラプトンのソロになる。
04. Presence of the Lord
MSGのライヴではクラプトンのヴォーカルから入り「おお~!」と思ったので今回もそうかと思いきやスティーヴが歌い始めたのでまたもや「おお~!」。1コーラス目がスティーヴ、2コーラス目がクラプトン、間奏をはさんでスティーヴのヴォーカルにクラプトンが絡んでいくという構成だ。
05. Glad
スティーヴはピアノへ。
06. Well All Right
クリス・ステイントンのシンセが聴きどころ。DVDではあまり目立たなかったように思うが、このライヴでの演奏は凄いよ。
07. Hoochie Coochie Man
08. While You See a Chance
スティーヴのアルバムではもちろん彼のシンセのイントロから始まるのだが、ここではクラプトンのギターだ。
09. Key to the Highway
10. Pearly Queen
11. Crossroads
12. Georgia on My Mind
13. Driftin'
クラプトンのアコギでのソロ。
14. That's No Way to Get Along
スティーヴも加わり、二人共アコギでの演奏。
15. Wonderful Tonight
これも二人のアコギ。リードはスティーヴが弾く。
16. Can't Find My Way Home
17. Gimme Some Lovin'
18. Voodoo Chile
圧巻の演奏。でも双眼鏡を覗いていた私はバック・コーラスの二人の動きが気になった。歌っていない時には二人とも下を向いたまま手を前後に振って、まるで何かに取り憑かれて歩いているような動きだ。スクリーンにはギョロギョロとした動きの目玉がアップで映し出されているし、何か異様な雰囲気。これからコンサートに行く人は、注意して見てね。私は双眼鏡で二人の動きばっかり見てました。
----Encore----
19. Dear Mr.Fantasy
20. Cocaine
スティーヴ・ウィンウッドを観れて良かった。クラプトンの演奏は映像で目にする機会も多いが、スティーヴはMSGでのライヴDVDを除けば1989年の来日公演以来になるからね。欲を言えば、トラフィックの曲よりもソロの曲をもっと聴きたかったな。
いずれにせよ、久しぶりにロックを楽しんだ2時間でした。
コンサートが終了し、会場には「会場の外で販売されているグッズはアーティストの許可を得ていないものなので購入しないように」とのアナウンス。どんな物が売られているのかと覗いてみると、何と「本日の写真・5枚1000円」だと。確かにさっき観たステージの写真だ。
でも、皆さん決して買わないようにね!
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