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2011年2月

2011年2月20日 (日)

ジャクソン・ブラウンの“ドクター・マイ・アイズ”が映画「レッド」に…

ジャクソン・ブラウンの“ドクター・マイ・アイズ”が映画“RED”に挿入歌として使われている、と言うので観に行きました。
CIAの追跡を逃れニュー・オーリンズからニューヨークへ向かう車のラジオから流れて来ます。時間にして1分弱。ブルース・ウイルスとメアリー=ルイーズ・パーカーとの会話のバックに流れるので、セリフの邪魔にならないようあくまで小さな音量の為知らない人は気付かないかも。   

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設定に多少無理がある事や、銃撃戦のハチャメチャぶりは原作がコミックならではの事。最初から最後まで飽きる事なく観賞でき、最後には爽快感の残る映画ではあります。

ジャクソンのドクター・マイ・アイズは、他にも挿入歌として使われています。
1.My Girl 2(1994)
13才のヴェーダのママは彼女を生んですぐに死んでしまったので、ヴェーダはママの事を知りません。そこで、「自分が会った事のない人で、ひとかどの功績をあげた人について書く」という春休みの自由研究で、ヴェーダは女優だったママについて書く事にします。“ドクター・マイ・アイズ”はバスに乗ってママの卒業した高校を訪ねに行く場面でかかります。調べていくうちに、ママはパパと結婚する前に演劇仲間と結婚していた事を知ります。この演劇仲間を演じているのはJ.D.サウザーです。これがなかなかいい味出してます。

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2.Cold Case-Honor(S3E8)(2005)
AXNで放映予定があります。
日本タイトル名:第54話「英雄」
 2月25日(金)  14:00【二】
 2月25日(金)  28:00【二】
 2月28日(月)  08:00【字】
ちなみに、ジャクソンの曲は他のエピソードでも使われています。
 “Glued”(S1E12)-=日本タイトル 第12話「接着剤」…Running On Empty
 “Baby Blues”(S4E4)-=日本タイトル 第73話「オルゴール」…Somebody's  Baby

3.Six Feet Under-Everyone's Waiting(S5E12)
残念ながら放映は終了しています。

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2011年2月17日 (木)

レコード・コレクターズ誌~「ライヴで聴きたいイーグルスの10曲」

イーグルスの来日公演も2週間後にせまり、多くのTVや雑誌でイーグルスの特集が組まれているようです。「来日公演には行かない。」と言ってはみたもののやっぱり少し気になる私、RollingStone 2011年3月号に続きレコード・コレクターズ2011年3月号でも特集が組まれていたので買ってみました。

「70年代西海岸を代表するバンドの内実と2011年来日公演観戦マニュアル」と題され、バイオグラフィーやディスコグラフィーはもちろんの事、グリン・ジョンズやビル・シムジクの仕事についても語られています。

中でも気になったのが「ライヴで聴きたいイーグルスの10曲」という記事。こういうの好きなんです。ここでは7名のライターが10曲ずつ選曲しているのですが、驚いたのは7名中3名が“My Man(マイ・マン)”を選曲していた事です。この曲は3枚目のアルバム“オン・ザ・ボーダー”に収められているバーニー・リードンの作品で、グラム・パーソンズに捧げられた曲だと言われています。私もこの曲が好きで、よくギターで弾いたものです。美しいメロディーとハーモニー、そしてバーニーの優しい声が魅力の名曲だと思います。

宇田和弘氏は7位に“My Man(マイ・マン)”を選び、「前半はコレが聴けなきゃイーグルスじゃないという5曲。後半には『ホントはこういうのが聴きたいな』という5曲を挙げてみた。…ほぼ妄想に近いリクエストなのは先刻承知。」と述べています。
萩原健太氏は6位に“ビター・クリーク”、9位に“マイ・マン”、10位に“I Wish You Peace(安らぎによせて)”を挙げ、「…6,9,10位は絶対にありえない選曲。バーニー・レドン中心の曲だからやるわきゃないのだが、ライヴで聴きたいって意味じゃこれほど聴きたい曲もない。無理だとわかっているだけになおさらだ。」と述べています。ここでの選曲は、RollingStone 2011年3月号「萩原健太の心を揺さぶるイーグルスの10曲」とほぼ同じ内容です。
ジョージ・カックル氏に至っては、1位に“Train Leaves Here This Morning(今朝発つ列車)”、2位に“マイ・マン”を挙げています。

名曲であるにもかかわらず、どのベスト・アルバムにも収められていません。そればかりか、他のメンバーとの共作以外でバーニー・リードンの作品がベスト盤に収められているのは、“SELECTED WORKS”に収められた“今朝発つ列車”(ジーン・クラークとバーニーの共作)のみだと思います。ここに何か意図的なものを感じるのは私だけでしょうか?

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2011年2月14日 (月)

ジェフ・ベック~第53回グラミー賞受賞

ジェフ・ベックの“Nessun Dorma”(Emotion & Commotion)が第53回グラミー賞のBest Pop Instrumental Performanceを受賞したそうで、昨年のBest Rock Instrumental Performance部門の“A Day In The Life”(Performing This Week...Live At Ronnie Scott's)に続き2年連続でのグラミー賞受賞ですね。まずはおめでとうございます。

全ての部門のノミネート曲と受賞曲はこちらでどうぞ。
http://www.grammy.com/nominees?year=2010&genre=All

尚、「平和と地球規模の責任」をアルバム・コンセプトとして制作されジェフベックも参加した、ハービー・ハンコックのアルバム“イマジン・プロジェクト”収録の“イマジン”は、Best Pop Collaboration With Vocalsを受賞となりました。

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2011年2月 9日 (水)

ジェフ・ベック ライヴ・アット・イリディウム~レス・ポール・トリビュート~その3

現在発売中のプレイヤー2011年3月号で特集が組まれています。
詳しいライブ・レビューと、「ジェフ・ベック使用のレスポールを再検証」という記事が載っています。
http://www.player.jp/index.html

また、2月12日発売のギター・マガジン2011年3月号でも特集が組まれます。 http://www.rittor-music.co.jp/hp/gm/

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2011年2月 6日 (日)

ウォーカー・ブラザーズ~The Walker Brothersがアイドルだった

Walkerbrothers_mono_2 フィル・スペクター関連のCD発売の記事で1983年のベスト盤発売時にレコード・コレクター誌に特集が組まれた、と書きましたが、大瀧詠一氏と山下達郎氏の対談も載っています。司会は萩原健太氏。その中で山下達郎氏は「中学2年生の時にウォーカー・ブラザーズのLPを買った。朝妻(一郎)さんの“(Baby)You Don't Have To Tell Me-心に秘めた想い”の解説に『フィル・スペクターを思わせるノイジーなサウンド』と書かれていて、ここで初めてフィル・スペクターの文字を見たんです。」と述べています。私もまさにそうなのです。私が初めて買った洋楽のLPがウォーカー・ブラザーズなのです。小学校6年生でした。

ウォーカー・ブラザーズは、ジョン・ウォーカー(本名ジョン・マウス):ギター、スコット・ウォーカー(本名スコット・エンゲル):ベース、ゲイリー・ウォーカー(本名ゲイリー・リーズ):ドラムの3人からなるアメリカ出身のグループで、イギリスに渡り成功を収めます。アメリカ時代はリーゼントでロックン・ロールを歌い、リード・ボーカルをジョンも担当していたようです。
※左手後ろにはブロッサムズ(ダーリン・ラブ)の姿を見る事が出来ます。

ジェフ・ベックが譲り受けたというエスクワイアが、ここでジョンが弾いているギターのようです。
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左がジョン・ウォーカー(Shindig ! 別シーンより)、右がヤードバーズのジェフ・ベック

ジェフは譲り受けた後、幾つかのパーツ変更をしておりピックガードも白から黒に変更されたようです。

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2ndシングル「ラブ・ハー」 よりスコットがリードをとりジョンがハーモニーをつけるというスタイルが確立され、3rdシングル「涙でさようなら」と5th「太陽はもう輝かない」が全英NO.1を獲得します。活動期間は2年余りと短かったのですが、イギリス及び日本では爆発的な人気を誇ります。

そして1967年2月プロモーションの為初来日、精力的にTV出演をこなします。5日間(実質4日間)の滞在中出演したのは、
Wb_tv_s 2月5日(日)
 TBS「歌うバラエティ」録画
2月6日(月)
 フジTV「ビート・ポップス」録画
 NTV「11PM」生出演
2月7日(火)
 NTV「明星スター劇場」録画
 フジTV「ザ・ヒット・パレード」録画
2月7日(水)
 TBS「ヤング720」録画

このTV出演が、私を含め今まで彼らの事を知らなかった者にも強烈なインパクトを与えます。その当時、私もフィル・スペクターなど知りませんでしたが、他のグループとは違う深みのあるサウンドとスコットの魅惑的な低い声、当時23,4才であったにもかかわらず大人を感じさせるカッコ良さに、忽ちファンになったのです。彼らのNo.1(UK)ヒットは「涙でさようなら」と「太陽はもう輝かない」ですが、日本では「孤独の太陽」と「ダンス天国」が大ヒットしました。その当時の私はクリス・ケナーもウィルソン・ピケットも知りません。「ダンス天国」と言えばウォーカー・ブラザーズだったのです。

彼らのサウンドは、フィルズの中ではどちらかと言えばライチャス・ブラザーズの系統でしょうか?ロネッツの曲も「Everything Under The Sun」と「Walking In The Rain」をカバーしてはいますが。


1.(Baby)You Don't Have To Tell Me-心に秘めた想い
2.The Sun Ain't Gonnna Shine Anymore-太陽はもう輝かない
3.Land Of A Thousand Dances-ダンス天国
4.Deadlier than the Male-やさしい悪魔
5.Everything Under The Sun-二人の太陽

また日本に来る事を約束して日本を去った彼らですが、何とその3ヶ月後に突然解散してしまい、ジョンとスコットはソロに、ゲイリーはゲイリー・ウォーカー&ザ・レイン(後にバッド・フィンガーに加入するジョーイ・モランドがおりました)を結成する事になります。しかし、日本のファンとの約束を守る為(?)と、翌年1968年1月に日本でのみ公演を行ったのです。一度解散した(している)グループが日本公演の為だけに集まるという極めて稀なケースです。音源だけですが、来日公演の様子をYouTubeにアップしました(私が)ので、ファンの熱狂ぶりを聴いてみて下さい。ちなみにサポート・メンバーのドラムスは、後にジェフ・ベック・グループに加入するミック・ウォーラーでした。

彼らはまた、不二家のCMにも出演しています。

プレゼントに応募してポスター集めたものでした。 Wb_poster_1200_3

来日公演を終え彼らはまた個々の活動に戻るのですが、1975年には本当に再結成し1978年までに3枚のアルバムを残し、また解散します。

フィル・スペクターつながりでのウォーカー・ブラザーズ紹介ですので、個々のソロ活動や再結成時の彼らについて述べるのはここでは差し控えます。それにスコットについて語るのはそう簡単に出来る事ではないので。

以前に再発されたオリジナル・アルバムは残念ながら廃盤になっていて、ベスト盤しか手に入らないようです。


スコットに関しては、デビュー当時からの軌跡を追ったドキュメンタリーがDVDとして出ています。エグゼクティブ・プロデューサーをデヴィッド・ボウイが務め、ブライアン・イーノ、マーク・アーモンド、ジャーヴィス・コッカー(パルプ)、レディオヘッド、スティングなど、スコットから影響を受けたミュージシャンが彼について語っています。


【追記】2011年9月19日
ウォーカー・ブラザーズのアルバム・コレクションを公開しました。
My Collection-The Walker Brothers

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